乾癬との生活…その3

退職したのちに沖縄に引越し、
自営業者となった僕の生活は、大きく変わりました。

2つの手術は既に終えており、
温暖な気候も手伝って喘息発作も殆ど無く、

前職のストレスから解放された乾癬も、
以前のように、頭皮と足の先、
そして膝下だけに落ち着きました。

視界が真っ白になる問題は残っていましたが、
片目は手術で改善していましたので、
夜間に運転さえしなければ、支障無い状態でした。

その後、偶発したパニック障害の治療を通じて、
フラワーレメディと出合ってから、
日々のセルフケアの大切さを知りました。

花療法ひかりあめをはじめたのは、この直後でした。

自然界の偉大さに敬服した僕は一念発起し、
この療法の独学を本格的に始めました。

さらに、この療法の継続の中で、
未手術のままの左目の視力も回復し、
夜間の運転も難無くできるようにもなりました。

そして、多くの関連文献を読む中で、
開発者エドワード・バッチが花の療法と出合う以前に、
興味深い論文を書いていることを知りました。

それは、
「乾癬の再発見」というモノでした。

難知性のこの皮膚病は、
ホメオパシーの開発者であるハーネマンも、
随分手を焼いたようであり、

彼に刺激されたエドワードも、
自らの慢性病研究と結びつけ、
治療と並行した食事療法の大切さを唱えたのです。

これをきっかけに僕は、
エドワードの論文に倣い、
自分自身による人体実験を始めました。

動物性食品と決別し、ヴィーガンになったのです。

肉類だけを排除し、
乳卵摂取を可とするベジタリアンではなく
ヴィーガンは、すべての動物性食品を摂りません。

この決定的な生活習慣のシフトで、
乾癬の症状は頭皮だけに落ち着くようになりました。

ただ、こうして文章にすると簡単に見えますが、
実際には、肉食に慣れた味覚を菜食に切り替えるために、

代用肉を使ったり、味付けを工夫したり、
随分苦労はしています。

その中で発見した、
白ゴマペーストと味噌、昆布出汁による調味は、

しっかりとしたコクを求めていた当時の僕の味覚を、
十分に満足させてくれました。

そして、こうした食生活を続けるうちに、
味覚は植物性食品の微細な味を堪能できるようになりました。

味覚細胞は、3週間ですべて入れ替わるそうです。
ですから、この細胞の刷新さえ乗り越えることができれば、
どんなに肉好きの人々も、食生活を変えることが可能です。

そして乾癬治療に関する、
最後となる決定的な出合いは、エドガー・ケイシー療法でした。

彼は、そのリーディングの中で、
乾癬を完治させる方法を、幾つか述べていました。

それによると、
ヴィーガンは理想的な食生活ですが、
それだけでは不完全であり、

さらに、ナス科の植物を食べてはならない等の、
新たな課題があったのです。

ヴィーガンやベジタリアンにとって、
ナス科の植物は、無くてはならないモノです。

ナス、ジャガイモ、ピーマン、パブリカ、
そして、シシトウや胡椒、唐辛子等がそれにあたります。

また、小麦粉も控えなければならず、
バナナ、イチゴ、メロン、アボガドも減らす必要がありました。

全ての炭酸飲料も飲んではならず、
いかなる強いアルコールも口にできません。

また、どんなにヘルシーな素材であろうと、
揚げ物は一切だめです。

これだけの制限があると、
コンビニエンス・ストアで買えるモノは、
何も無いと言っても過言ではないでしょう。

また、浄水とハーブティーを沢山摂取し、
必要なら浣腸も使い、
腸の浄化を、強く勧めています。

エドガー・ケイシーによると、
乾癬患者は腸壁の薄い部位から毒素が血中に巡り易いため、
ナス科植物に含まれる極微細な毒物に反応するのだそうです。

ですから、毒素を体内に入れないことと、
すでに溜めているモノを排毒することこそが、
彼の療法の基本なのです。

そして、カルマを知り、
感謝の日々を送ることも大切だと言います。

宇宙には、作用反作用の法則が常に動いているため、
前世で未解決の問題を、

新しく宿った生命と環境の中で、
魂は体感し、克服しなければなりません。

この件については、将来、もっと突っ込んだカタチで、
お話しすることになるでしょう。

この療法で多くの乾癬患者を完治に導いた
ジョン・O・A・バガノの文献では、

これらの厳しい食事療法を3ヶ月続けると、
数十年来の乾癬も消えるとあるのです。

試してみる価値はあります。

すでに、乾癬との付き合いが半世紀を越えたこの僕に、
一体どんな変化があるのか、楽しみでなりません。

→明後日に続く

乾癬との生活…その2

身体全部に患部が広がって、
解ったコトがありました。

症状は、背骨を中心とした左右対称に出るという点、
そして、肌の擦れる部位や、
発汗の多い場所が悪化し易いという点です。

痒い場所と、そうでない場所があり、
患部はどこも、皮膚がウロコ状になって剥がれ落ちます。

保湿をしてやると、
ウロコは消えるように見えますが、
皮膚の赤味だけが残り、

乾燥すれば、またウロコ状に戻ります。

自然に落ちた燐片のあとは、皮膚が赤味を帯び、
すぐに次の燐片が育ちはじめます。

無理矢理剥がすと出血し、皮膚はダメージを受け、
頭皮の場合は、皮膚と一緒に毛も落ちます。

出張を何とか終らせて自宅に戻り、
色々探して、評判の良い皮膚科に向かいましたが、

今度はそこで、心無い医師から、
温かみの感じられない宣告を受けるコトになりました。

乾癬という病名を、そこではじめて彼から聞き、
欧米に多い病気で原因は解っておらず、
好転はしても、完治は無いと告げられたのです。

そして、身体の部位ごとに、
違うタイプの軟膏を処方されましたが、

自分では手の届かない患部を、
誰かに処置してもらうのがイヤでした。

患部を自分で見るのも気持ちが悪かったので、
自分以外の人を、
不快な気持ちにさせたくなかったからです。

手の届く範囲は、自分で薬を塗りましたが、
一時的に効果はあっても、
すぐに元のウロコ状に戻ってしまいます。

また、主治医の助言を信じ、
患部を清潔に保つため、
入浴ごとに身体を石鹸で洗いましたが、

石鹸に含まれる界面活性剤との相性が悪いことを知り、
流水で洗い流すだけにしてみたところ、
それだけでも、症状が軽くなりました。

仕事のストレスを感じないよう自己暗示に努め、
化学物質による不自然なケアを止め、

肌に化学繊維を触れないようにし、
動物性食品や刺激物を控え、

発汗しても乾き易く、皮膚に摩擦ストレスを感じさせ難い、
風通しの良い服を着るようにしたところ、

身体中のウロコは、
少しずつ消えていきました。

しかしなぜか、
頭皮と足の先、そして膝下だけが、
最後まで消えないのです。

特に頭皮の症状は頑固で、
ストレスを感じると、皮膚の剥がる瞬間を感じるほど、
僕自身が敏感になりました。

発症して15年後、今度はストレスで目をやられました。
水晶体の中央にヒビが入り、眼球内で光の乱反射が起こって、
視界が真っ白になってしまったのです。

特に症状の酷かった右目だけは、
早急に手術をしなければ、
仕事も、普通の生活もできない状態でした。

そして追い討ちをかけるように、
顎が動き難くなりました。

重度の顎関節症であり、
こちらも手術を受ける必要があることも解りました。

もちろん、乾癬は好転するはずもなく、
再び手足に症状は広がり、

持病の喘息による発作も、要所要所で起こり、
僕は、薬漬けの毎日になってしまいました。

これだけの問題が、
身体のあちこちでイッキに起こっている自分を
冷静に見つめた僕は、

自分の人生の歯車が、
完全にズレているコトを確信したのです。

会社の開発部門を任された取締役でもありましたが、
退職の決断に時間は要りませんでした。

→明日に続く

乾癬との生活…その1

笑ってますか?
唄ってますか?
ゆうすけです。

僕は、フラワーレメディで、
自分の持つ色々な問題を克服して来ました。

パニック障害と白内障については、
まさに、フラワーレメディだけによる治療でした。

前者の場合は、意識して治療しましたが、
後者の方は、治療継続の副産物として得られたモノで、

眼科医からも改善は無いと釘を刺されていましたから、

症状が消え、水晶体に透明度が戻ったときは、
嬉しいと同時に、信じられませんでした。

この2点については、完全に治ったようで、
ぶり返す気配すらありません。

そして、昨日お話しした喘息については、
この療法と環境の改善を並行させる必要があり、

今でも条件が揃うと、軽いとはいえ発作も起こります。

カビや埃、花火の煙、急激な身体の冷えなどが、
その要因のようです。

しかし、これらの条件はどれも、
健全な生活環境ではありませんので、

空気が無ければ誰でも呼吸困難になるように、
人間として当たり前の反応が、
他の人より、少々早く現れるだけとも言えます。

そんな意味でも、
病歴に関して言えば喘息と同じくらい長期に渡り、
供に生活をしている病気が感染です。

僕にその病名がついたのは、25歳のときでしたが、

振り返ると幼少の頃から、
特に頭皮を中心に、その問題を抱えていました。

僕は記憶していませんが、
母親の話しでは、ある日突然、
頭頂部に悪性の湿疹ができたそうです。

白いカサブタのようなもので、頭皮が覆われました。
医学的には、これを鱗片と呼ぶのですが、

それは、魚のウロコのような剥がれ方をする、
けして気持ちの良いモノではありません。

当時、僕の住んでいた地域に皮膚科は無く、
母親はかかりつけの内科医に僕の症状を診せたところ、

一種のアレルギー性疾患だろうとしか、
言われなかったそうです。

特に何の処置をしたワケでもありませんでしたが、
症状は少しずつ軽くなり、
殆ど気にならない状態にまで、一旦改善しました。

中学生になった頃、
いわゆる自分の容姿が気になりだした頃ですが、
問題が再び出るようになりました。

乾癬症独特の鱗片が、フケのように肩に沢山落ち、
学校の友達に指摘されはじめたのです。

おそらく、小学生時代にも、
同じ問題はあったのでしょうが、

自分の容姿など、どうでも良い時代ですし、

小学校は服装が自由でしたので、
明るい色の上着ばかり着ていたコトもあり、
肩にフケが落ちても解らなかったのでしょう。

しかし、中学生は紺色の学生服を着ます。
肩に白いモノがあれば、目立ってしまうのです。

僕は、友人にバカにされるのがイヤで、
母親に嘆くようになりました。

彼女は薬局と相談し、
フケの改善薬やシャンプーを色々と試しましたが、
何をやっても全く改善しませんでした。

そのうち、学生服を着ないという選択肢をとり、
対処すること自体を諦めたのです。

そして、25歳のとき、
仕事で入った現場の影響で、
その症状は、最悪の状態になりました。

そこは、人工大理石を作る工場でした。

工程の一部を自動化するためのロボットを納品するため、
僕はその現場に出張していたのですが、

ロボットの設置場所は、
シンナー溶剤が高濃度で空気中に充満しており、

制御盤の塗装が剥げるほどの、強烈な臭気でした。

そこで働く人々は、肝臓の負担を軽減するため、
一定時間仕事をすると、
現場から出ることが義務付けられていましたが、

僕には、その義務が適用されず、
数週間に渡って毎日10時間以上、
そこから出ることもできませんでした。

ストレスは多大でしたし、
毎日二日酔いのような状態が続きました。

そして気付くと、
体中の皮膚が、鱗のように剥がれはじめたのです。

→明日に続く

勝てるはずの戦…その13

先週末から、
新しい商品が店頭に加わりました。

ヨモギの葉とタンポポの根から作られた
植物由来の濃縮発酵酵母エキスです。

天然水で4倍希釈して使えるので、
その原液は小さなボトルですが、
50mlのスプレーボトル2本分を作るコトができます。

僕の場合、
原液をそのまま目薬として使い、
日々酷使している目のケアには、とても効果を感じています。

スプレーボトルも、もちろん作ったのですが、
これは、後日改めてお話しする
頑固な乾癬治療のためのモノでした。

一昨日の朝、沖縄の3月にしては大変冷え込み、
ウォーキングの途中で、久しぶりに喘息の兆候を感じました。

早々に切り上げて帰宅し、
仕方なくステロイド吸入剤を使おうとしたのですが、

ふと、酵母エキスのスプレーボトルが目に留まり、
思い付きで、そちらの液体を吸入してみたのです。

すると、あっと言う間に喘鳴が静まり
呼吸が楽になったのです。

これには驚きました。

気になる味も、ステロイド剤のような、
舌の麻痺する感覚は一切ありません。

酵母は、抗酸化力が強いため、
炎症を起している部位を中和させる力があります。

喘息発作時は、
気管支が狭まって呼吸困難になりますが、

この反応も一種の強烈な酸化であるため、
酵母エキスによる自然の抗酸化力で、
安全なケアができるというワケなのです。

素晴らしい!

勝てるはずの戦の最終話は、
僕にとっても身近な、この喘息です。

喘息も動物性食品と決別することで、
かなり症状が軽くなるという実験結果があります。

スウェーデンのリンチェピングにある大学病院で、
重症の気管支喘息患者を対象とした食事療法が行われ、
大変良い結果が出ています。

肉や魚以外に、卵や乳製品までを排除した、
完全なヴィーガン食を一年間続けたところ、

90%以上の患者で発作が起こり難くなり、
発作が起こっても軽くなったのです。

自ずと投薬量も減り、
殆どの患者が、50%から90%の減薬に成功し、

中には、全く不要になった人もいました。

僕の場合は、
カビと埃によるアレルギー性喘息ですが、

以前暮らしていた琉球古民家での5年間の生活は、
喘息患者の環境としは、非常に過酷でした。

畳の下はすぐに地面でしたので、
カビが発生し易く、

板張り天井の隙間から、
半世紀かけて溜まった埃が落ちて来ることから、
避けられなかったからです。

この5年間の前半は、
フラワーレメディと運動療法による治療を行い、
まずまずの成果は出ていましたが、

ベジタリアンに切り替えた後半の生活では、
顕著に発作の発症率が下がり、
発作が起こっても、軽くなったのを覚えています。

一昨年、画期的な工法で、
格安の店舗兼用住宅を新築してからは、
カビと埃から縁遠くなったおかげで、一層健康になりました。

衣食住の大切さを、
身をもって知るコトができたのです。

その後、発作すらも縁遠くなったおかげで、
緊急用のステロイド吸入剤を、
どこに置いたか忘れるほどまでに改善しましたが、

今年の冬の長雨のせいで、
天井裏にカビが大量発生し、
再び喉の奥に違和感を感じるようになりました。

新たに購入した大型の除湿機と、
大掛りなカビ掃除のお陰で、
住環境はすっかり改善し、

加えて、植物由来の酵母エキスが、
ステロイド吸入剤と決別させてくれ、

僕の健康は、さらに保障されたようです。

糖尿病、低血糖症、潰瘍、
腸の問題、関節炎、高血圧、貧血、
そして今日の喘息と多くの例を挙げ、

13日間に渡り、
「勝てるはずの戦」と題したお話しをいたしました。

参考文献は、
ページ内で紹介している数冊の名著ですが、
主たる引用は「エコロジカルダイエット」です。

興味のある方は、
是非お読み頂きたいのですが、

既に絶版のようですので、
こちらのブログを熟読されるコトをお勧めします。

今後も、これらの名著のポリシーを尊重しつつ、
真の健康情報を発信いたします。

勝てるはずの戦…その12

今日の話題は、貧血です。

この症状自体を重要視する人は、
あまり多くありませんが、

そのせいで疲れやすかったり、動悸がしたり、
顔色が悪かったり、爪が割れたりするなどの2次的症状を、
苦にする方は多いようです。

特に、妊娠中や授乳中、生理中の女性は、
意識して赤味肉やレバーを摂ったり、
鉄材のサプリメントを飲んだりしますが、

これらもまた、
食肉産業や酪農産業のプロパガンダに、
踊らされているということをご存知でしょうか?

これらの偏見から、
ベジタリアンは、十分な鉄分を摂取できず、
貧血になり易いと思い込んでいる人も多いものですが、

それは、栄養教育で行われてきて鉄分含有量の比較が、
カロリーあたりではなく、
重量あたりで行われてきたことに起因します。

これこそ、食肉産業や酪農産業が演出してきた、
栄養教材のカラクリなのです。

ちなみにこれを、
カロリーあたりで比較し直すと
凄い結果が出ます。

ホウレン草に含まれる鉄分は、
サーロインステーキの14倍にものぼるのです。

ボウル1杯のブロッコリーと、
同じ鉄分を摂取しようと思ったら、
冷蔵庫サイズのバターを食べなければなりません。

野菜や果物にも鉄分は含まれているものの、
それらは水分が多いために、
重量ベースで比較すると、不当に低い数字になるのです。

また、鉄分はそれだけでは体内に吸収され難く、
ビタミンCを一緒に摂ることで、それは助けられますが、

ご存知のとおり、
動物性食品や乳製品には、
ビタミンCは全く含まれません。

一方、生の野菜や果物はビタミンCの宝庫ですので、
ベジタリアンの方が、鉄分摂取に関しても断然有利なのです。

調査によると、
妊娠可能な女性の20%は、
鉄分が不足していると言われ、

その理由は毎月の生理で、
体外に鉄分が流れ出るためですが、

それに加えて、

女性は乳製品やスイーツが好きなことが多いため、
失われた鉄分を補給することも、
補給された鉄分を吸収することもできません。

また、
以前の投稿「ホルモン異常食」でお話ししたとおり、

動物性食品をはじめとする高脂肪食は、
現代人のホルモン状態をおかしくしています。

そのために、生理も重く、期間も長くなってしまい、
鉄分を失う条件は、一層深刻になるのです。

貧血気味の人々は、
慢性的な不調を日々体感されているはずですから、

この機会に食生活を改善し、
体調の好転を経験してはいかがでしょう。

→明日に続く

勝てるはずの戦…その11

動物性か植物性かに限らず、
食物に含まれる脂肪には、独特の性質があります。

それらの多い食事を摂ると、
食後に血液細胞がくっつき合い、かたまりになるのです。

正常な状態の血液細胞は、血液の中で互いに間隔を保ち、
それぞれが個の状態で、弾み合う形で存在します。

ところが、脂肪の多い食事を摂った1時間後には、
血中に吸収された脂肪によって、
接触した血液細胞同士が弾まずにくっつきはじめます。

このかたまりが作られるプロセスが進行すると、
血液はヘドロ化し、流れが遅くなってしまいます。

食後6時間には、ヘドロ化はピークを迎え、
血管によっては、血流の止まる場合もあります。

この後、時間の経過と供に、かたまりが砕け、
血液は再度流れはじめますが、

問題は、これに要する時間です。

多くの人は、一日に3回食事をしますが、
その度に脂肪の多い食事をすると、

正常な状態に戻る前に、
新たな脂肪が血中に吸収されてしまい、
ヘドロ化が修復されないままになってしまうのです。

さらに、脂肪の中でも動物性食品や乳製品に多い飽和脂肪は、
血液の流れを遮る、別の問題を起します。

血小板と呼ばれる、血をかたまらせる成分にそれらは作用し、
その集合体を血中に作るのです。

これが進むと、
小さな血管は完全に塞がれてしまうことになります。

このような、血液細胞や血小板が、
血管を詰まらせる問題は、

疲労や持久力の低下、仕事の能力低下などとなって現れ、
ついには心臓に負担をかけます。

これが、高血圧症のシナリオなのです。

動物性食品の摂取の多いアメリカでは、
医者を訪問する人の11人に1人が高血圧を訴え、
その9割が何等かの薬を処方されます。

僕の住む沖縄でも、
戦後、アメリカの食文化が色濃くなったため、
同じ状態に傾いてしまいました。

高血圧は、年配者にとってありふれた病気で、
加齢の代償と捉える人も少なくなく、
また、そう考える医師までいますが、

その実態は、
脂肪過多の食生活を長く続けたことによる代償であり、
加齢との関係はありません。

実際、これらの食事と縁遠い国の老人は、
80歳を過ぎても、ティーンエイジャーと同じ血圧です。

しかし、この事実を歓迎しない動物性食品や乳製品の業界は、
高血圧症を塩分のせいにしようとしました。

確かに塩分を摂りすぎれば、血中水分量が変わり、
血圧が上がるのは確かです。

しかし、濃厚な味覚で食欲をそそる脂肪分と異なり、
塩分の濃い食事をし続けることは事実上困難ですし、

高血圧のメカニズムも、
脂肪摂取による血管の梗塞とは、本質的に違います。

いずれにせよ高血圧は、
こうした循環器系の不調を訴える、身体からの警報です。

しかし、現代の医学は、
この警報装置を解除するために薬物を処方します。

今、この場所で火事が起こっているのに、
火災警報器をオフにして良いでしょうか?

もちろん、救命処置として必要かもしれませんが、

警報が気付かせようとしている食生活の問題に触れず、
薬物作用によって単純に血圧を下げ、
それによって警報を止めてしまう行為が正しいとは思えません。

また、食生活の改善無しに、
高血圧に対して薬物治療だけを行うことは、
憂慮される副作用を生むことは、もはや確実です。

高血圧は、加齢の如何に関わらず、
撲滅できる病気です。

プラントベースのホールフードなら、
それを可能にします。

→明日に続く

勝てるはずの戦…その10

関節炎に食べ物との因果関係は無いと
アメリカ関節炎財団は、かつて公式に発表しました。

もちろん、信用できる内容ではありません。

良い例ですので、
頭に入れておいて欲しいのですが、

こうした財団は、誰が組織しているかで、
その目的が解るものです。

通常これらは、著名な医師や科学者が代表を勤め、
一見公正そうな権威ある団体に見えますが、
その背景にあるスポンサーに注意を払わねばなりません。

例えば、このアメリカ関節炎財団のような場合は、

関節炎を引き起こすと懸念される食品を提供する企業が立ち上げ、
自分たちの製品の正当性を証明しようとするケースと

関節炎の新薬を開発することで、
多大な利益を得る製薬会社が立ち上げるケースが考えられます。

アメリカ関節炎財団の場合は、後者でした。

なぜかと言えば、
アメリカにおける関節炎が、あまりにもポピュラーだからです。

この国の老人の多くが、重症の関節炎に悩んでおり、
70歳以上の老人の、85%以上が患っているのです。

若くして発症している人も多く、
35歳になった国民の35%が、
はっきりと解る、膝の関節炎に罹っているという事実があります。

彼らは、関節が膨らんだり、曲がったりするので、
抗炎症薬を多量に必要とします。

ですから、新薬開発のための格好のマーケットを
彼らにとって都合の良い形で温存せねばなりません。

もし、生活習慣を改善して関節炎が減りでもしたら、
製薬業界は、大きな打撃を受けてしまうことになり、

そうしたコトを未然に防ぐため、
一見第三者的な財団を作り、人々の意識を操作するのです。

ですから、
こうした見解に疑問を抱いた公平な研究者たちは、

関節炎と食事との関連性について、
しっかりとした研究を行う決意をしました。

例えば、ウェイン州立大学医学部では、
6人の関節リューマチを患う人々に対して、
無脂肪の食事を摂取させる実験を行い、

驚くべき結果を得ています。

実験開始から7週間後に、
すべての被験者から症状が消えてしまったのです。

そしてその後、普段の食事を再開してもらったところ、
たった3日間で、関節炎を再発しました。

また、10年間以上の長期に渡って、
リューマチを患っている人に対し、
乳製品をすべて排除した生活をさせた実験もあり、

ここでは4ヵ月後に関節炎の症状が消えています。

しかし乳製品を再度摂取してみたところ、
その翌日、関節が腫れて固くなり痛みだしました。

これらの結果だけでも十分ですが、
それでも関節炎は、
関節の使い過ぎが原因だとするイメージが根強いモノです。

しかし、低脂肪かつ低コレステロールの食事を食べ、
タンパク質摂取もホドホドで、
加工食品やインスタント食品を知らない国々では、

激しい肉体労働をして来た老人でも、
一生関節炎とは無縁だと言います。

関節炎を患う人々は、
血中コレステロール値が高いコトが多いモノです。

血管内部に脂肪やコレステロールが溜まると、
関節に送られる酸素が不足して組織が炎症を起します。

これが関節炎のメカニズムです。

動物性食品は、脂肪とコレステロールが多く、
関節炎リスクを高める食生活であることは間違いありません。

食品業界が得意とする、低脂肪や無脂肪の加工食品は、
脂肪摂取こそ少なくなりますが、
それを補う程多くのコレステロールを含む可能性が高くなります。

総じて、ヘルシーな動物性食品など存在し得ないのです。

日本の若手ゴルフ選手が、
アメリカ遠征中に日本から栄養士を同行させ、

低脂肪高タンパクの食事を摂る、
ドキュメンタリー映像を見たことがあります。

健康には、最も気を遣っているという演出です。

食品業界からのコマーシャル出演の申し出を、
彼はきっと受け入れたいのでしょう。

世界には、ベジタリアンのアスリートたちも沢山おり、
動物性食品の弊害を十分に知っています。

彼らには、もちろん業界からのオファーは無いでしょう。

彼らは正しい食事と、
正しい生き方を選んだというだけのコトなのです。

→明後日に続く

勝てるはずの戦…その9

大阪万博の翌年の春、
僕は虫垂炎になりました。

小学校を、もうすぐ卒業という時期でした。

アレルギー体質だったため、
全身麻酔をせず、
簡単な局部麻酔をして手術したのですが、

とてつもなく痛かったです。

両親は、手術室の外で待っていましたが、
僕の悲鳴は聞こえなかったそうです。

昨今の医学なら、
もう少しエレガントな方法を採るのでしょうが、

将来、既存の医学と闘うことになる、ゆうすけ少年にとって、
相応しい体験だったとも言えます。

今日行われる緊急手術の中で、
虫垂炎手術は、最も多いと言われています。

かつて虫垂は、
あっても無くても構わない生理機能の無い臓器と解釈がされ、
問題があれば切除する選択肢しかありませんでした。

ちなみに草食動物においては、
虫垂は、彼らが食べた草の繊維を分解する、
バクテリアの生息する重要な器官と言われています。

大昔の人間が、
野草を常食していた名残かもしれませんね。

その虫垂の開口部に、
小腸から大腸へ送られる途中の、
消化吸収進行中の食物が詰まり、

フタをされたことで排水不能となった虫垂の内部で
細菌が異常繁殖して膨らみ、
炎症を起したものが虫垂炎です。

病気というよりは、
運の悪さが招く問題のような捉え方もされ、
このイメージは、現在でも大きく変わっていません。

しかし、この虫垂炎すらも、
勝てるはずの戦いに負けた結果なのです。

虫垂を詰まらせる犯人は糞石と呼ばれますが、
これは、乾燥した固い便の欠片であるコトが殆どです。

その糞石を作り出す原因は、
昨日お話しした、ゆっくりとしか動けない、
繊維不足で高脂肪の便を作り出した食生活にあります。

当時の僕は、毎日3本の牛乳を飲み、
大好物は母親お手製の餃子でした。

もちろん、野菜や果物も食べていましたが、
圧倒的に動物性食品が多かった記憶が鮮明にあります。

当時のアレルギー体質の子供には、
体力をつけるために、牛乳や玉子を沢山摂らせたようですが、

そのせいでアレルギーは悪化し、
虫垂炎手術で、麻酔を使うことはできませんでした。

まさに、痛い思い出です。

虫垂炎以外にも、
こうした乾燥した古い便が常時腸内に停滞することで、

大腸の形が崩れ、
憩室と呼ばれる小さな嚢ができることがあります。

大半の憩室は、直径約2ミリから2センチほどですが、
15センチ程度にまで、大きくなることも稀にあります。

これは憩室症と言いますが、
特に肉食の定着しているアメリカでは、
75歳以上の老人の75%以上が、憩室を持っているそうです。

殆どの憩室症は無症状ですが、
時折、痛みを伴った痙攣や下痢、
腸の運動障害や血便を引き起こすことがあり、

このような炎症が継続すると、
憩室炎としての治療を行わねばなりません。

高脂肪低繊維の食生活は、
このように大腸の形をも変える危険性まであるのです。

→明日に続く

勝てるはずの戦…その8

僕のかつての知人に、
魚を一口食べただけで、どこで水揚げされたモノか解る、
驚異的な舌を持っている男性がおりました。

魚屋より魚に詳しく、
料亭では板前を泣かせるような人でしたが、

彼の悩みは、便がマキの様に固く
お手洗いの水洗機能では、流せないコトでした。

当時の僕は、栄養に関して全くの素人でしたから、
何のアドバイスもできませんでしたが、

今から思えば、
彼の普段の食事には繊維質が殆ど無く、

繊維源となりそうなものは、
刺身のツマとなる少量の野菜と、
飲酒の後に軽く食べるご飯程度でしたが、

そのお米は完全に精白されたものでしたから、
彼の便通を促進させる力には、及ばなかったのでしょう。

繊維質の少ない食事ばかりを摂っていると、
腸内は、バクテリア以外に便を作るものが、
殆ど無くなってしまいます。

動物性食品主体の食事をする人の便は、
半分以上がバクテリアで、

75%がそうであったとしても、
全く不思議ではありません。

この不自然な便の状態は、様々な問題を引き起こします。

腸の蠕動運動は、繊維質によって促されますので、
これの少ない食生活をしていると、
食物は結腸を通過するのために、多くの時間を必要とします。

その時間が長くなればなるほど、
便は水分を失い、固くなるのです。

こうした乾燥した古い便は、排泄し易いワケがなく、
必要以上の力で、押し出さねばなりません。

まさに、僕の知人の状態です。

こうなると人は、下剤を使って排便しようとしますが、
この手の薬を常用すると腸壁に炎症を起し、
別の問題を生じかねません。

ですから、こうした状態の正しい解決策は、
低脂肪高繊維の食事に切り替えるコトしかないのです。

実際、玄米や全粒粉パン等の未精製穀物や野菜、
そして果物を良く食べる人の便は、

大きくて柔らかく、水分を適度に含むため、
排泄もスムーズです。

用を足した後、
大きな葉っぱでお尻を拭いたという昔の話を、
現代人があり得ないと一笑するのは、

今の人々が、
昔のような低脂肪高繊維の食事を摂っていないため、
そうした排便のスムーズさを、理解できないだけのコトです。

実際、草食動物たちの排便は例外なく短時間で、
お尻を葉っぱで拭く必要もないほどです。

こうした便の排泄具合は、
さらには、痔の罹病率にも影響することになります。

僕の知人のように、
乾燥した固い便を、無理に押し出そうとすると、
直腸と脚の血管の血圧が高くなり、

これが長期に渡ると、痔になったり、
脚の静脈瘤になったりするのです。

南アフリカの白人は、
世界で最も繊維質を摂取しないそうですが、
彼らの痔の罹病率も世界一だと言います。

また、困難な排泄を力まかせに行っていると、
胃が持ち上がって横隔膜を圧迫し、
これらの臓器を傷付けるコトもあるようです。

昨年、大腸癌の手術をした僕の母親の場合、
その発病前の食事に、原因がしっかり見受けられます。

その一つが、
日々の食事の中で、野菜や海藻は摂取していたモノの、
ご飯は少なめを心掛けていたという事実です。

しかもご飯は、白米でした。

野菜や海藻に含まれる繊維質は水溶性ですが、
穀物や豆に含まれる不溶性繊維質と
チームを組んで排便を助けます。

白米は精製食品のため、
繊維質やミネラルが削ぎ落とされており、
彼女の食事では、不溶性食物繊維が足りていません。

また、便通が悪かったため、
毎朝のデザートとして、ヨーグルトを食べていました。

母親に限らず、
ヨーグルトに対する健康感は、多くの人が抱いており、
乳業メーカーの強烈なイメージ戦略には脱帽します。

確かにヨーグルトには、乳酸菌は入っていますが、

それ以上に、乳製品であるコトのリスクの方が、
身体に負担をかけているという事実を
このプロパガンダは巧みに隠しています。

しかも、食後に食べてしまっては、
胃酸で乳酸菌は死滅するため、腸には届きません。

つまり彼女は、
ヨーグルトのリスクだけを、愛用していたのです。

→明日に続く

勝てるはずの戦…その7

糖尿病、低血糖症、潰瘍の他にも、
腸の問題の多くも、
本来、勝てるはずの戦に負けた結果です。

昨年、母親が発症した大腸癌も、
幼少期の僕が患った虫垂炎も、

患う必要の無かった病気だったというコトを
今日から数日間を費やしてご説明します。

ひかりあめのブレンドエッセンスを利用される方の多くが、
ブレンドテーマの中から、「便秘」を選ばれます。

便秘が当たり前過ぎて、
自分以外の人に、毎日お通じの来ることが不思議だと、
ぼやく方も少なくありません。

こんな場合、フラワーレメディでは、
クラブアップルやチェストナットバッドを中心に処方しますが、
生活習慣の改善を並行させるよう、僕はアドバイスします。

ところが、便秘に関する認識が低いため、
彼らの口からは、こんなセリフを聞くことが多いのです。

・便秘は気になりませんから、不眠を何とかして下さい
・人間関係に比べたら、便秘なんか下剤で何とでもなります
・精神科の薬を止めることを、優先してもらえませんか?

これらの例が示すように、

彼らは便秘を深刻に捉えておらず、
そればかりか、自分の生活の一部として、
苦にすらしない方も、いらっしゃいます。

しかし、これまでの多くの話しが証明して来たように、

身体に現れる病や症状は、
人間を全体として捉え、
総合的な改善をしなければ、真の健康は得られません。

不眠にしろ、人間関係の問題にしろ、
そして減薬の必要な病状にしろ、

便秘を習慣化している身体との因果関係が
必ず存在するのです。

実際、そんな彼らから話しを伺うと、
共通点が幾つかあることが解ります。

・食事が不規則
・外食や間食が多い
・運動不足
・水分摂取が足りない

これらは、その代表格でしょうが、
なかには、こんな反論をする人もいます。

いえいえ、ゆうすけさん。
わたしは、一日に3リットルは水分を摂ってますよ。

そんな方でも、話しを良く聞くと、
水分摂取はコーヒーやソフトドリンクが中心で、

本当に必要な浄水を、
殆ど摂取していないことが多いのです。

水分なら同じだろう、という解釈なのでしょう。

カフェインや砂糖、乳製品の含まれた飲み物は、
腸の浄化を助けることはありません。

水かハーブティーを、しっかり摂取することが大切です。

ひかりあめが、フラワーレメディ以外にも、
各種ハーブティーやミネラルウォーター、
そして、歩数計などを取り揃えた理由は、

こうした方々に、
ご自身の生活習慣の問題に対して、
もっと興味を持って頂くためでした。

フラワーレメディ治療では、
植物の生命力によって身体のエネルギーの歪みを整えますが、

生活習慣の改善が同時に進むと、
その結果を、より早く、より良く出すことも事実です。

近日中に、
酸化した身体をケアする、
植物由来の酵母商品も取扱いますが、

先月、充実させたアロマなどもうまく利用して頂き、
心身の同調した元気を、
手に入れて頂きたいと思います。

前述の食習慣の乱れが、
便秘を引き起こすメカニズムは、
摂取した食品に含まれる繊維質の量に左右されますが、

残念ながら肉や魚、卵、乳製品などの動物性食品には、
繊維質は全く存在しません。

そのため、こうした食を好むアメリカでは、
食前にフスマと多量の水を飲む人々が多いそうです。

美味しくも無いフスマを、
しかも味覚の研ぎ澄まされた食前に飲むなんて、
実にもったいないことですが、

そうしてまで、
ステーキやフライドチキンを食べたいのでしょう。

明日から、これらの具体的なお話しをいたします。

→明日に続く