記念の糠床

ひかりあめのゆうすけです。
当ブログへのご訪問、有難うございます。

かつての記事でもご紹介した、
こちらの3.5リットルのホーロー容器に、

一か月程前、新しい糠床を作りました。

7年前から糠の古漬けを仕込んでいた、
こちらの15リットルの
大型ホーロー容器の糠床をタネにし、

新しい生糠1キロで仕上げた、
結婚記念の糠床です。

この仕込みのために、
しばらく糠床の代理作成をお休みさせて頂きました。

お待ち頂いた皆様に感謝すると同時に、
代理作成の再開をお伝えいたします。

ちなみに、無農薬米の生糠は、
こちらから購入させて頂きました。

そしてこちらが、
その新しい糠床で、
天地返しをしている最中の写真です。

冷蔵庫に収納しやすい、
嵩張らないサイズのホーロー容器ですが、

ご覧のように、
かなりの野菜を漬けるコトができます。

今は、大好きなオクラを中心に、
キュウリと人参が漬かっており、

こちらの糠床は、
漬かりの浅いモノ専用にしました。

すると不思議なことに、
同じ糠床をタネにしたにも関わらず、
床の香りも手触りも、
まったく異なる糠床になったのです。

糠床の個性ってヤツですね。

今から30年程前、僕は自分の母親から、
彼女の嫁入り道具だった卓袱台を受け継ぎました。

その卓袱台に刻まれた沢山の傷は、
僕の両親の生き様を、
今も漂わせているのですが、

今回作った新しい糠床は、
まさに生きた状態で、

このあと数十年の間、
僕たち夫婦と、ともに成長するのだと思うと、
嬉しくて仕方ありません。

モノは、いつか壊れてしまうでしょうが、

糠床は、手入れをし続ける限り、
現役として元気に働き続け、
美味しい漬物を食卓に届け続けてくれますし、

タネとなって沢山の家庭に、
その美味しさを拡散してくれるかもしれません。

現実的でありながら、
永続性も、そして夢もある、
そんな糠床のある暮らしが、

僕は大好きです。